から 戦争の時代に平和を実践する
ペマ・チョドロン
平和への道は、私たち全員が間違いを犯すという事実を我慢強く受け入れることにかかっています。そして、それは正しく行うことよりも重要です。このプロセス全体が機能するのは、忍耐を実践しながら、自分自身に休憩を与え、心を和らげる覚悟がある場合のみです。他の教えと同様に、勝つことも負けることもありません。「私には絶対にできないから、やらない」と言うことはできません。それは、絶対にできないのに、それでもやろうとするようなものです。そして、興味深いことに、それが何かにつながり、自分自身と他者への感謝につながります。世界にもっと暖かさがもたらされます。自分の目で外を見れば、どこへ行っても自分自身が見えます。あなたと同じように苦しみをエスカレートさせている人々がすべて見えます。また、あなたと同じように自分自身を捕まえている人々にも気づき、彼らは恐れを知らないという贈り物をあなたに与えてくれます。他人のほんのわずかな勇気ある行動にも感謝し始めます。それは簡単ではないとわかっているからです。他人の勇気は、自分自身と世界中のすべての存在の基本的な善良さに対する信頼を強めます。私たち一人ひとりはただ幸せになりたいだけであり、苦しみたくないだけなのです。